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2004年に連載を開始し、2006年にアニメ化もしているゼロの使い魔。今ではよくある異世界転生のジャンルの先駆けともいえる作品です。
まさに王道で珠玉と言っても過言ではないでしょう。
しかも、朗読をアニメの主人公、ルイズを演じている釘宮理恵さんがされています。
アニメ好き、釘宮さんファンなら是非とも聴いてほしい1作です。
ここではゼロの使い魔の紹介、よかった点、いまいちな点を解説していきます。気になった方は目を通してくださいね。
車通勤で毎日、月10冊以上聴いているなかでおすすめなものを紹介しています!
オーディオブックとは
オーディオブックとは主に書籍を朗読した「耳で聴く読書」のこと。最近話題になってますね。
個人的には以下の点が気に入って1年以上使っています。
- 通勤通学中に、家事をしながら聴ける
- 本を置くスペースが不要
- 音声のスピード調整ができる
- 有名声優の出演が多数
読み放題プランがあるものも多いですよね。
おすすめアプリはAudible(オーディブル)とaudiobook.jpです。どちらも無料体験があるので興味のある方はお試しあれ!
ゼロの使い魔ってどんな本?
あらすじ
男子高校生の平賀才人はある日、謎の魔方陣をくぐったことで異世界ハルケギニアへと召喚されてしまう。
才人を召喚したのは「ゼロのルイズ」と呼ばれる魔法使いの少女だった。魔法の使えないルイズは彼女の「使い魔」として才人を召喚した。
才人はルイズの使い魔としてくらしながら元の世界へ戻る方法を探すのであった。
1巻のみの配信で配信時間は5時間21分です
作者&ナレーター
作者:ヤマグチノボル
2004年から執筆開始。全22巻で完結だが20巻で作者は亡くなってしまう。プロットは書いてあるので続きは作者が託した人が完成させた。
ナレーター:釘宮理恵
アニメのルイズの超人気声優。銀魂の神楽役、鋼の錬金術師のアルフォンス役、呪術廻戦の西宮桃役など多数活躍中。
主なキャラクター
- ルイズ
- 本名ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。トリステインの名門ヴァリエール公爵の三女。名門貴族の娘ながら魔法が全く使えないため「ゼロのルイズ」と呼ばれている。気位が高くわがままだが、心優しく誇り高い。ツンデレ属性。
- 平賀才人
- 日本に住む平凡な高校生。突如現れた魔方陣をくぐったことで異世界ハルゲニアに召喚され、ルイズの使い魔となってしまう。その際、どんな武器でも扱えるガンダールヴの力を得る。わがままで勝気なルイズに振り回されつつ、次第に惹かれるようになっていく。
- シエスタ
- トリステイン魔法学院でメイドとして働く少女。才人が空腹で困っているときに声をかけたことがきっかけで仲良くなる。平民のため魔法が使えず、貴族を恐れている。
- タバサ
- トリステイン魔法学院の2年生でルイズのクラスメイト。「風」と「水」系統の魔法が得意。寡黙で読書ばかりしているが、なぜかキュルケと仲が良い。
- キュルケ
- 本名キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。トリステイン魔法学院の2年生でルイズのクラスメイト。「炎」系統の魔法が得意。とあるきっかけで才人に興味を持ち、慕っているが、惚れっぽく多くの男性に熱をあげている。
- ギーシュ
- 本名ギーシュ・ド・グラモン。トリステイン魔法学院の2年生でルイズのクラスメイト。「土」系統の魔法が得意。端正なルックスだがナルシスト。とあるきっかけで才人に決闘を申し込む。
感想
よかった点
チェックポイント
・釘宮理恵のナレーションが素晴らしい。
・ツンデレの生みの親
・文章が端的で無駄がない
今ではごく普通となった異世界転生の先駆けの作品なため、まさに王道。余計な設定がありません。
しかも、文章に無駄がないので間延びしたり、飽きるところがなくテンポよく進んでいきます。
ラノベと言えば9時間、10時間といったものも多い中、5時間21分という時間でも1巻が終わり十分な満足感が得られます。
満足感を得られる一端を担っているのは釘宮理恵さんの朗読でしょう。
今でも多くの作品で活躍しており、ゼロの使い魔のアニメでもルイズの役を演じているため、没入感が半端ないです。
ルイズはこれも今ではありふれた「ツンデレ」属性でそれを釘宮さんは見事に演じています。
異世界転生、ツンデレといった今ではありふれた設定を約20年前に描いたことも作者に先見の明があると言わざるを得ません。
懐かしい方も、初めてタイトルを聴いた方も最初期の作品はこれなのか、と聴いてみるとよいでしょう。
いまいちな点
チェックポイント
・1巻しか配信されていない
・今見たらよくある設定
一番残念なことは1巻しか配信されていないということです。
配信されたのも2016年7月15日なので続きが出る期待は薄いと考えています。
全巻配信してほしい、と切に願っております・・・。
また、異世界転生、ツンデレの最初期のものなので設定は今ではありふれたものとなっています。
異世界転生ものをよく読む(聴く)方にとってはありふれたものと感じてしまうかもしれません。
王道が正義、と再認識させてくれると私は感じましたが。
まとめ
アニメ化も4回されている昔からの王道作品。
どこか懐かしいような、「これこれ!」というような気持にさせてくれます。
聴き始めたらあっという間に終わってしまいました。
懐かしい方も気になる方も5時間21分で聴けてしまうので気軽に聴いてみてはいかがでしょうか。
Audibleなら無料体験があるのでまずは1か月試してみるのもよいと思います。
それではよいブックライフを!
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