おすすめオーディオブック感想 ジャンル:ラノベ【かくりよの宿飯】

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おすすめオーディオブック感想 ジャンル:ラノベ【かくりよの宿飯】

日本の神様がでてくるラノベはいくつか聴きましたがあやかし??と思い聴き始めましたが。

おもしろい!

神様ではないけれど、天狗やら九尾の狐やらの有名なあやかし、ちいさい河童やら管子猫やらのかわいいあやかしなど様々なあやかしが出てきます。

そして、やはりほっこりする話や涙ほろりのお話もあり短編連作のような話なので聴きやすくもあります。

ここではそんな「かくりよの宿飯」の紹介、よかった点、いまいちな点を解説していくので気になる方は参考にしてください。

そーだ
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車通勤で毎日、月10冊以上聴いているなかでおすすめなものを紹介しています!

オーディオブックとは

オーディオブックとは主に書籍を朗読した「耳で聴く読書」のこと。最近話題になってますね

個人的には以下の点が気に入って何年も使っています。

  • 通勤通学中に、家事をしながら聴ける
  • 本を置くスペースが不要
  • 音声のスピード調整ができる
  • 有名声優の出演が多数

読み放題プランがあるものも多いですよね。

おすすめアプリはAudible(オーディブル)audiobook.jpです。どちらも無料体験があるので興味のある方はお試しあれ!

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かくりよの宿飯ってどんな本?

著者&ナレーター

著者:友麻碧(ゆうまあおい)
福岡県出身。漫画家を目指し上京するが小説家志望へと転向する。当初「かっぱ同盟」という名で「小説家になろう」のサイトで複数作品を連載。「僕の嫁の、物騒な嫁入り事情と大魔獣」で作家デビューした。

ナレーター:向井莉生(むかいりぶ)
東京都出身、81プロデュース所属。代表作に「Lapis Re:LiGHTs~この世界のアイドルは魔法が使える~(ラヴイ)」「組長娘と世話係(葵洸輝)」「古見さんは、コミュ症です。(左藤甘美、勅使河原欲子ほか)」などがある。

配信巻・配信時間・配信予定

1巻:あやかしお宿に嫁入りします。8時間59分
2巻:あやかしお宿で食事処はじめます。8時間11分
3巻:あやかしお宿に好敵手きました。8時間48分
4巻:あやかしお宿から攫われました。9時間14分
5巻:あやかしお宿に美味い肴あります。9時間46分
6巻:あやかしお宿に新米入ります。7時間47分
7巻:あやかしお宿の勝負めし出します。2024年6月14日配信予定
8巻:あやかしお宿が町おこしします。2024年8月2日配信予定
そーだ
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アニメの内容は5巻まで!

あらすじ

あやかしをみることができる津場木葵は祖父津場木史郎と暮らしていた。ある日、自由人であった史郎はひょんなことから死んでしまう。

祖父が亡くなって間もないころ葵は神社で鬼に出会い連れ去られてしまう。その鬼は隠世(かくりよ)の老舗お宿「天神屋」大旦那。大旦那は史郎が借金のかたに葵を大旦那に嫁入りさせる約束をしたことを告げる。

嫁入りを拒否した葵は史郎の借金を自分が働いて返すことを宣言する。

幼いころから得意だった料理を武器にして。

主なキャラクター

津場木葵(つばきあおい)
大学2年生で幼いころからあやかしの姿を見てきた。幼いころにネグレクトにあい、死にそうになっていたところをあやかしに救われたのであやかしを憎みきれない。
施設に迎えにきてくれ、溺愛してくれた祖父史郎からあやかに対抗するために料理を教えられ並々ならぬこだわりが料理にある。
祖父の借金のかたとして鬼の大旦那の嫁として隠世につれてこられたが、働いて返すことを選択、「天神屋」で食事処を開く。
大旦那
隠世の老舗お宿「天神屋」の大旦那を務める鬼神。隠世の八葉の一人で鬼門の地である北東の地を治める。
史郎が若いころ天神屋で豪遊、大暴れした際の借金のかたとして葵を嫁としてもらう約束をした。
常に飄々としており、自分のことはあまり話さない。葵を大切に思っており、自分で借金を稼いで返すという葵を応援して天神屋に「夕がお」という食事処を開くことを了承した。
銀次(ぎんじ)
「天神屋」の若旦那で九尾の狐のあやかし。子狐、青年、少年、若い女性など色々な姿に変化できる。
天神屋の招き狐と呼ばれるが天神屋の鬼門中の鬼門と呼ばれる場所でも事業に苦労していたところ、そこに葵の「夕がお」を開店することとなった。
葵に対して最初から好意的で夕がおも手伝っている。
チビ
手毬河童の弱くてちいさなあやかし。手毬河童の中でも特に小さく、生きていくのも大変。
葵が隠世に攫われ、仲間が移動する際もおいていかれる。葵が現世に帰ってきた際、葵の眷属となって隠世についていった。
あざとかわいい。
お涼
天神屋の若女将で雪女のあやかし。大旦那のことをとても尊敬しており、葵のことを非常に敵視している。
仲居としては非常に優秀で後に葵のご飯のファンになり夕がおに入り浸ることとなる。
暁(あかつき)
天神屋の番頭で土蜘蛛のあやかし。現世にいたころに史郎と共にいたことがあるが隠世に来ることとなり、天神屋を壊したことから史郎を恨み、葵に対して敵対する。
妹の鈴蘭は史郎のことを敬愛しておりひと悶着する。
津場木史郎(つばきしろう)
葵の祖父でいわゆるクズ野郎。葵を施設から引き取ってからはよいおじいちゃんとなる。
あやかしに対して強い力をもち、ダークヒーローとして隠世でも有名。よっぱらって暴れた結果、天神屋を破壊し1億円ほどの借金を背負い、そのかたとして葵を大旦那の嫁に差し出した。
葵にあやかしと対するために料理を教えた。

感想

よかった点

チェックポイント

・テンポがよく、サクサク聴ける
・恋愛要素が多すぎずちょうどよい
・やさしいお話が多い

1巻でだいたい9話前後入っており、比較的テンポよく進んでいきます。

もちろん、大きな流れもあるので1話完結出ないものも多く、4巻5巻は2冊でひとまとまりといった感じです。

それぞれのお話でおいしそうな料理とあやかしが出てくるので飽きずに聴き進めることができます。

恋愛要素もふわっとあるのみで多すぎず、でも大旦那との今後や他の登場人物(人?)との匂わせもあるので私には程よく感じました。

また、日本の神様が出てくるお話が私は好きでよく聴くのですが共通してやさしい神様がでてきます。

この作品に関してはあやかしですが。

それがほっこりしたり涙したり。5巻の海坊主のお話は涙なしには聴けませんでした。

いまいちな点

チェックポイント

・おなかがすく
・あやかしの姿が想像しにくい

葵の特技であり、好きなことは料理です。食事処を開いたり料理で様々な問題を解決をするので随所に料理が出てきます。

その料理の描写がおいしそうなこと。

夜中やおやつどきに聴いているとついおなかがなってしまいます。実際に食べてみたいですね。

著者が福岡出身ということもあり、九州の味付け、料理が度々出てきます。

九州に行った際はぜひ食べたいものもありました。

また、隠世でのお話ということで様々なあやかしが出てきます。

何となく想像はつくのですがどんな姿なのだろう、どう戦っているのかと思うことが多々あります。

そーだ
そーだ

土蜘蛛兄妹の争いはぜひアニメでみたいな。

銀次の様々な姿やチビのあざとかわいさ、白夜さんの厳格さとデレているときのギャップなんかは映像でみたいものです。

まとめ

葵と大旦那との関係が気になるところで終わっていますが、とりあえず8巻まで予定がでているのでソワソワして待ちたいと思います。

日本の神様というより鬼、狐、河童、雪女、天狗、濡れ女と聞いたことがあるようなあやかしがたくさん出てくるこのお話。

最初は冷遇されているところから料理で受け入れられていく様子を楽しんでください。

オーディブルでは他にも和風ファンタジー作品がたくさんあるのでこのジャンルが好きな方は無料体験から始めてみてはいかがでしょうか。

それではよいブックライフを!

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