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日本人はアウトプットが苦手ということを聞いたことがあります。職業柄、子どもにものを教えているのですが、日々、もう少しうまい言い方はないかと考えます。
自分の気持ちを表現する上で第一は語彙力だと思うのですが、その次に何をすればいいのだろう・・・?そんなときにこの本を見つけ聴いてみたのです。
ビジネスの場面で使われることをメインに書かれていますが、それでも勉強になることはあったので以下に当てはまる人はこの本を手に取ってみてはいかがですか。
この本を聴いてよかったこと、学んだこと、いまいちだったことを解説していくので読もうか迷った方は参考にしてください。
なお、この本はAudibleでの配信になります。
主に車通勤でオーディオブックを使用、月に10冊以上は聴いています!
オーディオブックとは
主にオーディオブックとは主に書籍を朗読した「耳で聴く読書」のこと。最近話題になってますね。
個人的には以下の点が気に入って1年以上使っています。
- 通勤通学中に、家事をしながら聴ける
- 本を置くスペースが不要
- 音声のスピード調整ができる
- 有名声優さんの出演多数
読み放題プランがあるものも多いですよね。
おすすめアプリはAudible(オーディブル)とaudiobook.jpです。どちらも無料体験があるので興味のある方はお試しあれ!
「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみたってどんな本?
https://amzn.to/3KcCoE4著者&ナレーター
著者:ハック大学 ペソ
YouTuberであり外資系の金融機関に勤めている。YouTube名は「ハック大学」で登録者数26万人を超え、ビジネスに役立つことや自己啓発系の情報を発信している。
ナレーター:松本章太郎
よかった点、学んだこと
説明をする、相手にわかりやすく何かを伝えるときに非常によく出てくる手法がPREP法(プレップ法)です。
これはとても有名な手法で作文やメール、会話など汎用性が高い手法であり、できるようにしておきたい手法です。人にわかりやすく伝える技術について書かれている本でPREP法について書かれていないものはないと思うので個人的に信用度があがりました。
説明する際に相手のことを考えるというのも納得です。この本では「相手の相手のレベルと期待値を探る」、そしてその期待値に合わせて説明するべきといっています。
なのですべての相手に1~10まで説明する必要はなく、見極めるよう言っています。
それはそうですよね。中学生にむかって九九や平仮名を教えるのは無意味だということは誰でもわかるはず。これを相手すべてにおいて考え、実行していこうということなのです。
冒頭の「相手のことを考えず自分の説明したいことだけを説明する」にも当てはまるので相手とコミュニケーションを取るときは常に相手の立場を考えて言葉を選ぶということが必要だとわかります。
事実と解釈との違いについても意識しないと混同させていそうです。説明を求められた場合、正確な数字を伝える必要があります。
「それってあなたの感想ですよね。」と言われないようにしなければなりませんね。
これらのことは端的に言われるとわかりにくいですが、本ではすべて具体例が載っているので理解できます。気になる方は読んで(聴いて)みてください。
いまいちだった点
この本の読者の想定が社会人で、上司とのコミュニケーションやプレゼンの方法、技術についてがメインでかかれています。ですから想定外の人には当てはまらないことが多くあります。
私は子どもに何かを教えるとき、文章を書くときに役立つことが知りたかったので当てはまらない部分も多くありました。
ただ、3時間32分という短い時間で聴けるので必要なところだけをじっくり聴くという方法でも十分役に立ちました。
社会人でプレゼンなどのテクニックを学ぶ場合でも少し難しく感じました。
しかし、冒頭の「技術は学ぶが実践しない」にもあるように、実践しなければ何も成長はしないのでまずは意識するところから始めてみるとよいでしょう。
まとめ
この本を読んだだけでは説明は上手くなりません。
しかし、人に何かを伝えるときの前提の考え方から実際に対応するときの具体的な方法、プレゼンをするのであればその技が書かれているのでひとつでも身につけ、実践できれば格段に変わると思います。
時間も短く、私は常に倍速で聴いているので1時間ちょっとで聴き終わりました。
聴き放題なら「買って損した」ということはないので気軽に試せるので気になった方は試してみてはいかがでしょうか。
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あなたにとって良きブックライフとなりますように!