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なろう系のなかでも乙男が転生したという珍しい設定な「白豚貴族」。
兄弟のイチャイチャ領地経営物語(変な意味ではなく)で思わず応援したくなるストーリーです。
ドキドキのスリルはありませんが安定して聴けるそんな「白豚貴族」の紹介、よかった点、いまいちな点を解説していくので気になる方は覗いてみてください。
車通勤で毎日、月10冊以上聴いているなかでおすすめなものを紹介しています!
オーディオブックとは
オーディオブックとは主に書籍を朗読した「耳で聴く読書」のこと。最近話題になってますね。
個人的には以下の点が気に入って1年以上使っています。
- 通勤通学中に、家事をしながら聴ける
- 本を置くスペースが不要
- 音声のスピード調整ができる
- 有名声優の出演が多数
読み放題プランがあるものも多いですよね。
おすすめアプリはAudible(オーディブル)とaudiobook.jpです。どちらも無料体験があるので興味のある方はお試しあれ!
白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てますってどんな本?
作者&ナレーター
著者:やしろ
2018年から小説家になろうのサイトで「白豚貴族だったどうしようもない私に前世の記憶が生えた件」を執筆開始、書籍化、コミカライズ化される。宝塚歌劇団とブロマンスの布教に全力を費やしている。
ナレーター:斎藤楓子
JTBエンタテインメント所属の女性声優。代表作に「暗殺教室:狭間綺羅々」「少女歌劇レヴュースタァライト:ジュディ・ナイトレー」などがある。他吹き替え、ゲーム、ナレーターなど幅広く活躍している。
Audibleでは「ティアムーン帝国物語」「最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。」シリーズも朗読している。
配信巻・配信時間・配信予定
1巻 | 9時間57分 |
2巻 | 10時間35分 |
3巻 | 9時間36分 |
あらすじ
腐敗した大国・麒凰。その片隅で暮らす、不仲な両親に見放された肥満5歳児鳳蝶(あげは)。
見舞いに親すら来ず、生死をさまよった際に日本人として生きた前世の記憶を思い出した。
今までの行いを悔い改め、ついでに肥満体型もなんとかしようとひとり奮闘しているときに両親が訪れ、腹違いの弟の面倒を見ることとなった。
キラキラふわふわで純真無垢なひよこな弟、レグルスに慕われ気づけばすっかり親(兄)バカに!
親バカな兄と幼い弟の領地経営ファンタジー!
主なキャラクター
- 菊乃井鳳蝶(きくのいあげは)
- 菊乃井伯爵家の長男で、不仲な両親に見放され、わがままな肥満児と暮らしていた。ある日生死をさまよう体験から日本人の記憶を取り戻し、いかに自分が愚かだったかを反省し態度を改める。
紆余曲折あり、腹違いの弟を教育していくこととなる。神様に愛され、異世界の知識と料理裁縫のスキルを活かしながら領地経営をしていくこととなる。
- 菊乃井・レグルス・バーンシュタイン
- 鳳蝶の腹違いの弟のレグルスくん。にぃに大好きな美幼児。ふわふわの金髪がひよこのようで姫君もひよこと呼んでいる。
鳳蝶のお腹が大好きでよくぷにぷにしている。
- アレクセイ・ロマノフ
- 翠の眼に金髪、目がチカチカするほど整ったお顔のエルフ。ロッテンマイヤーさんの伝で鳳蝶の家庭教師をすることとなる。実は帝国認定英雄というすごい人物。
鳳蝶のことは見ていて面白いという理由で家庭教師を続けているが、レグルスくんは面倒を見る気がない。
- 百華公主(ひゃっかこうしゅ)
- 鳳蝶は姫君と呼んでいる、鳳蝶の世界の神様。大地の神にして、花と緑と癒しと豊穣を司る六柱のうちの一人。
鳳蝶の異世界の歌に惹かれ、毎日歌うことを所望し、鳳蝶を気に入っている。鳳蝶の語った「菫の園」をいつか見たいと思っている。
- ロッテンマイヤー
- 菊乃井家のメイドで記憶が戻る前の鳳蝶も唯一心配していた人物。
不仲な両親相手でも鳳蝶の味方。厳しい中にも鳳蝶への愛があふれている。
感想
よかった点
チェックポイント
・主人公が乙男という発想がおもしろい
・いい人に囲まれていてほっこり(両親除く)
・朗読がいい
なろう系の主人公といえばチート級の強さがあったり、とにかくスペックが高いイメージがあります。
が、この白豚貴族では主人公の鳳蝶くんはぽっちゃりしていて、強くありません。(にしてはイラストかわいすぎですが)
姫君のお気に入りの時点で制作面でのチート級能力ありとはいえますが、裁縫したり歌をうたったりと一風変わったストーリーを見せます。
基本は領地経営と兄弟のほっこり愛なので冒険ものにおなかいっぱい気味方にはぴったり。
鳳蝶くんの両親はクズなのですが、それ以外の周りの人(含む神)はみんないい人ばかり。
弟のレグルスくんはめっっちゃかわいい。ハラハラしない代わりにゆったりと、そしてこの兄弟を応援したくなるストーリーを私は気に入っています。
まだまだ先ですがロッテンマイヤーさんもいずれ幸せになります。
このハートフルストーリーを朗読するのは斎藤楓子さん。Audibleではおなじみで私も大好きなナレーションです。
ほっこりかわいい系の朗読をさせたらピカイチだと思っているので白豚貴族も素晴らしい朗読でした。
続きが楽しみです。
いまいちな点
チェックポイント
・鳳蝶もかわいい
・チートが過ぎるかも
「白豚貴族」という題名だけ聴くとクズ貴族な想像をしますが。
鳳蝶くん、普通にかわいいしいい子すぎ!?
レグルスくんがかわいいのは当然ですが、鳳蝶くんも十分かわいいし、そのふくよかなぷよぷよボディでレグルスくんやロマノフ先生を魅了しています。
「白豚」の部分は鳳蝶くんが自分で思っているだけなのでないものと思って聴いた方がいいと思います。
その鳳蝶くんですが、姫君だけでなく他の神様にも目をかけれられ、スキル的にも戦闘力はありませんが非常にチート能力をもっています。
しかし、本人はその自覚がなく自己評価が非常に低いです。
ちょっと卑下しすぎかなぁ、と思わなくもないですね。神様の加護もそんなにほいほいもらえるはずもないでしょうに。
気になる程度でほーんと聴き流せるのですが。
まとめ
5歳児ががんばって領地をよくしていくのがこの先のメインストーリーになると思います。
ほっこりかわいい兄弟のお話を求めている方にはぴったりなお話ですね。
幼い子の朗読をさせたらピカイチな斎藤楓子さんの朗読も楽しんでください。
Audibleではほっこり系、バトル系、推理系と様々なラノベがそろっています。
気になる方は無料体験から始めてみてはいかがでしょうか。
それではよいブックライフを!
まずは無料体験