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2023年7月にアニメ化が決まっている「おかしな転生」。
表紙と題名からわかる通りお菓子が関係してくるお話です。
が、しっかりしたストーリーでした。よくある異世界転生ものにお菓子の風味を足した感じです。
表紙の通りキャラもかわいくて聴き終わったあとににこにこしてしまう作品でした。
ここでは「おかしな転生」の紹介、よかった点、いまいちな点を解説していくので気になる方は参考にしてください。
車通勤で毎日、月10冊以上聴いているなかでおすすめなものを紹介しています!
オーディオブックとは
オーディオブックとは主に書籍を朗読した「耳で聴く読書」のこと。最近話題になってますね。
個人的には以下の点が気に入って1年以上使っています。
- 通勤通学中に、家事をしながら聴ける
- 本を置くスペースが不要
- 音声のスピード調整ができる
- 有名声優の出演が多数
読み放題プランがあるものも多いですよね。
おすすめアプリはAudible(オーディブル)とaudiobook.jpです。どちらも無料体験があるので興味のある方はお試しあれ!
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おかしな転生ってどんな本?
作者&ナレーター
作者:古流望(こりゅうのぞむ)
兵庫県出身。2012年8月より小説家になろうで投稿開始。2015年2月より「おかしな転生」を執筆開始。シリーズ累計110万部を突破。2023年7月よりTVアニメが放映する。
ナレーター:長谷川玲奈(はせがわれな)
新潟県出身、クロコダイル出身。元アイドルグループNGT48のメンバー。代表作に「恋と呼ぶには気持ち悪い(天草理緒)」、「写真ちゃんドロップキックX(アトレ)」などがある。
あらすじ
前世、世界的に有名な菓子職人だった男は世界大会の最中に事故により死んでしまう。気づいたら貧乏貴族の長男として転生していた。
ペイストリーと名付けられた少年前世の記憶を残し、お菓子への情熱をもったまま貧乏騎士領で生き抜いていく。
前世の知識と類まれなる魔法の才能で剣と魔法の異世界で貴族として苦難を乗り越えていく。
お菓子で笑顔を作って見せると、幸せあるれる領地を目指して。
現在は1巻のみの配信で配信時間は10時間34分です。
アニメ化も近いので続きに期待!
<追記>2023年8月現在、3巻までとドラマCDが配信されました。アニメのおかげですかね!その後も配信され次第更新していきます。
2巻 蜂蜜の月 | 6時間33分 |
3巻 パンプキンパイと恋の好敵手 | 6時間57分 |
4巻 家出息子はフルーツ味 | 7時間57分 |
ドラマCD | 50分 |
主なキャラクター
- ペイストリー・ミル・モルテールン
- 辺境の貧乏領主・モルテールン騎士爵の嫡男にして、次期領主。愛称はペイス。前世は世界的に有名なパティシエだったが、世界大会の最中に事故により死亡、ペイスへと転生した。転生してからもお菓子への情熱をもち続ける。膨大な魔力があり、魔法使いとしても領に貢献している。
- カセロール・ミル・モルテールン
- ペイスの父でモルテールン騎士領の領主。その昔、王都防衛戦で活躍したことから領地を授かるがやせた土地で生活をしていくのもやっとだったが柔軟な思考と統率力によって徐々に良い方向へを導いている。ペイスには厳しく指導する一方大の親バカな一面もみせる。
- シイツ
- モルテールン家の従士長兼私兵団長。カセロールとは20年来の付き合いで私的な場ではとても砕けた関係で強い信頼関係で結ばれている。領地の危機の際、カセロールは常にシイツを頼りにしており、領内の子どもたちの面倒もよくみている。
- マルカルロ・ドロバ
- モルテールン家の私兵団副団長を父親に持つ少年で、愛称はマルク。ペイスの幼馴染で悪ガキ仲間。よく騒動を引き起こして領内の大人たちにしかられている。ペイス・マルク・ルミの3人でよくつるんでいる。ルミのことが少し気になっている。
- ルミニート・アイドリハッパ
- ペイスの幼馴染の1人で、愛称はルミ。男勝りな性格でペイス、マルクとよくつるんでいる。3人でいたずらを仕掛け、領内の大人たちによくしかられいる。
感想
よかった点
チェックポイント
・みんなでがんばって領地経営
・政治的策謀、戦闘などしっかりしている
・ほっこりしながら読める
読もうと決めたきっかけがアニメ化と表紙のイラストでした。
かわいくてぽわーっとした感じだったのでそのようなストーリーかと思いましたが・・・。全然違いました!
前世の記憶があるので幼いながらも領地経営に参加するのですが、よくある主人公チートに任せて突っ走るというものではなく、両親がしっかりと子どもとしてペイスを可愛がっています。
ペイスの能力は確かにチートですが親がしっかりがんばっているところはいいですね。
ストーリーもお菓子メインかと思いきやしっかり政治の駆け引きがでてきますし、戦闘もしっかりあります。
お菓子はどちらかというと最後に添える感じです。
だからこそ殺伐としたストーリーになるのではなく、ほっこりして終わる印象を受けました。
表紙絵の印象もあるとおもいますが、子どもたちは可愛いし、大人はそれを優しく見守ります。
「お菓子で笑顔を作ってみせる」とペイスの軸はぶれないのでにこにこしながら読める作品となっています。
いまいちな点
チェックポイント
・お菓子に期待すると期待はずれ
・ペイスの能力がチート過ぎる
・続編情報がない
題名からおかしがたくさん出てくる話だと思う方が多いと思います。(私もそうでした)
が、途中で添える程度にしか出てきません。
私はしっかりしたストーリーが好きなのでいいのですが、飯テロやお菓子がたくさん出てくるお話を期待した方には期待はずれでしょう。
おかしを絡めることによって雰囲気が和らぐので異世界チートものに飽きた方でも少し毛色が違うことから楽しめるかもしれません。
主人公ペイスですが、魔法がチート過ぎます。始め、魔法名を聴いた時にはそこまで大したことないかな、と思いましたが「その使い方するのね・・・」となります。
その使い方するなら正直、なんでもありよな、でも貧乏貴族が貴族界を渡り合っていくならそのくらいないとだめかと納得はしてしまいました。
また、最近のAudibleでは最終巻まで予定が出ていたり、数巻先の予定が出ていることが多いのですがこの作品に関してはでていません。
小説では23巻(7月に24巻発売)、アニメも始まることから続きがでるとは思うですが情報がないのは不安ですね。
是非とも続きを聴きたいものです。
まとめ
2023年7月よりアニメが放映開始。聴いてみてペイスがどんなにかわいく、強くなるのか期待です。
そして1巻だけでは序章にすぎなさそうなので続きが気になりますね。
ストーリーもしっかり異世界転生ものですのでなろう系が好きな方には特におすすめです。
表紙やアニメの情報で気になる方は無料体験から始めて聴いてみてはいかがでしょうか。
それではよいブックライフを!
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