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タイトルを見てそんな極端なことある!?と思いつつ聴き始めましたが、全くもってタイトル通りでした。
しかし、ただ淡々と「おれ、最強!」というわけではないのでながら聴きにはぴったりだと思います。
さらに、たくさんの声優陣が参加しており、ドラマCDみたいに楽しむことができます。
ここでは「世界最強の魔王」の紹介、よかった点、いまいちな点を紹介していくので気になる方は参考にしてください。
車通勤で毎日、月10冊以上聴いているなかでおすすめなものを紹介しています!
オーディオブックとは
オーディオブックとは主に書籍を朗読した「耳で聴く読書」のこと。最近話題になってますね。
個人的には以下の点が気に入って1年以上使っています。
- 通勤通学中に、家事をしながら聴ける
- 本を置くスペースが不要
- 音声のスピード調整ができる
- 有名声優の出演が多数
読み放題プランがあるものも多いですよね。
おすすめアプリはAudible(オーディブル)とaudiobook.jpです。どちらも無料体験があるので興味のある方はお試しあれ!
世界最強の魔王ですが誰も討伐しにきてくれないので、勇者育成機関に潜入することにしましたってどんな本?
著者&ナレーター
著者:両道渡(りょうどうわたる)
2018年、小説家になろうのサイトで本作品を執筆開始。その後書籍化、コミカライズ化されたが5巻をもって打ち切り、サイトでも更新が停滞している。
ナレーター: 小林大紀・青山吉能・柚木涼香・近衛秀馬・渡辺けあき・下屋則子・澁谷梓希・三木眞一郎・田所陽向
三木眞一郎さんの演技がよかった!
あらすじ
世界最強の魔王であるルシファーは飽きていた。
討伐しに来る敵も弱いものは視線だけで倒し、最愛の妻を幾人も娶りハーレムも作った。
ルシファーは思った。「なぜ勇者は我を倒しに来ないのだ!!」
そこで直接勇者育成機関である軍学校の様子を見に行くことにした。
多くの力を封印して人間「テオドール」として。
配信巻と配信時間
配信巻 | 配信時間 |
---|---|
1巻 | 9時間17分 |
2巻 | 8時間59分 |
2巻で「末期の雫」編が完結!
主なキャラクター
- ルシファー/テオドール
- テネブラエ魔族国の魔王で圧倒的な強さをもつ。その「目力」や「鼻息」だけで大概の人物を殺してしまう。その強さが原因で攻め込んでくる勢力がなくなり、暇を持て余したので能力の大半を封印して「テオドール」という名でエルベリア帝国ミルディアナ領直属軍学校へ入学することとなった。
- ルミエル
- 1000年前にルシファーを討伐するためにテネブラエ魔族国へ攻めこんだが返り討ちにあい、ルシファーに手籠めにされ、そのまま最愛の第一夫人となった。
ルシファーが帝国に行っている間、魔族国の留守を任されたが、基本的には王座に座っているだけ。
- レナ
- 500年前にテネブラエ魔族国へ攻め込んだ勇者。見事に返り討ちにあい、ルシファーに手籠めにされ、そのまま第三夫人となった。ルシファーが帝国へ行く際に付き添うこととなった。
勇者になる前はメイドだったこともあり、メイド服を着用し、陰ながら「テオドール」に付き従う。
- リューディオ・ランベール
- ミルディアナ領直属軍学校の学長であり、南方領の総司令官。ハーフエルフだがかつての大戦争で数多の竜を屠った帝国最強の魔術師。
帝国にはエルフへの差別意識が根強く残っており、実力主義の軍部においてもランベールのことを疎ましく思っているものもいる。
- リズ
- テオドールと同じ入学試験を受け、特待生となったエルフ。明るく、人懐っこい性格だが、何か秘密をもっていそう・・・?リューディオ学長とも昔なじみの知り合いっぽい。
- 他の特待生たち
- ・キース レルミット伯爵家の嫡男で聖炎加護をもつ魔剣士。
・ロカ 狐の獣人でルーガル王国の最後の王族。魔法はからっきしだが体術は一流。
・シャウラ ロカにつき従う狼獣人。女の子にしか興味のない変態。
・ジュリアン 帝国育ちの竜族。本気を出すには竜の姿にならなければならないが、帝国では少しの間しかなれない。
感想
よかった点
チェックポイント
・ストーリーは面白い
・たくさんの声優の朗読なのでドラマCDみたい
・キャラが立っている
プロローグを聴くとただの俺最強ハーレムものか、と思うのですが「末期の雫」の謎に迫っていくところになるとミステリ要素があって普通におもしろい!
エロス要素がなければもっと楽しめたのに、と思ってしまいます。
1巻で意味深な終わり方をし、2巻で解決、といった流れになります。
それでもまだまだ謎はあるので続きがでないであろうことは残念でなりません。
大量エルフの失踪事件と白翼恐怖症との関係。その謎に迫っていく過程を楽しんでください。
事件解決の際の戦闘もよかったと思います!
また、この作品で一番推したいところは声優陣です。
三木眞一郎が最高すぎる
多くの声優陣が参加しているのでドラマCDのように楽しめます。
その中でひときわ輝いているのが三木さん演じるリューディオ学長でしょう。(個人の感想です)
三木眞一郎ファンには是非とも聴いてほしいですね。
各キャラで違う声優が演じているので特待生たちが個性的で、でも圧倒されたテオドールに対して卑屈になるわけでもなく協力しあうところもよかったです。
圧倒的な強さをもつテオドールも他の特待生たちに感化されているのもよかったですね。
最後に声優陣のコメントも収録されているのでそこもお楽しみに。
いまいちな点
チェックポイント
・卑猥な表現が多い
・主人公の強さが極端すぎる
・続きはおそらく出ない
ルシファーは最強の魔王なので妻が何人もいます。ここでは第一夫人と第三夫人しかでてきませんが、ことあるごとにことに及ぼうとします。
強者の証としてのハーレムの表現なのでしょうか。
「末期の雫」の解明ストーリーが面白いだけに卑猥表現はなくてもいいのではないか、と思いました。
ルシファーの強さについても同様にやりすぎ感があります。
見ただけで人を殺してしまう、といった極端なものでなくてもルミエルやレナくらいの強さでも十分だと思います。
そして一番の残念ポイントは続きが出ないということ。
小説5巻が出てから打ち切りを作者自身が発言しており、小説家になろうのサイトでも2020年11月以降更新されていません。
メンタルがやられてしまうことがあったようで、残念なことです。
まとめ
「末期の雫」編を楽しむだけなら2巻限定で聴いてみてもいいかと思います。
ひとりの朗読ではないのでドラマCDみたいに楽しめます!
オーディブルでは他にもたくさんのラノベがあり、無料体験期間も長いので気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
それではよいブックライフを!
まずは無料体験