おすすめオーディオブック感想 ジャンル:小説 【のぼうの城】

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おすすめオーディオブック感想 ジャンル:小説 【のぼうの城】

のぼうの城は小説、映画とも見ていて好きな作品だったのでそれがオーディオブックで聴けるとあって期待値が高かったのだが、期待以上におもしろかった。

まず、声優陣が小野賢章、杉田智和、松岡禎丞、千本木彩花、間島淳司となっており、audiobook.jpで聴き放題に追加されてからすぐに拝聴した。

残念ながらAudibleでは配信追加されていない。

その上でよかった点、いまいちな点、感想を書いていくので聴くか迷っている方は参考にしてほしい。

そーだ
そーだ

通勤で毎日オーディオブックを聴いてます!

オーディオブックとは

主にオーディオブックとは主に書籍を朗読した「耳で聴く読書」のこと。最近話題になってますね。

個人的には以下の点が気に入って1年以上使っています。

  • 通勤通学中に、家事をしながら聴ける
  • 本を置くスペースが不要
  • 音声のスピード調整ができる
  • 有名声優さんの出演多数

今は定額を支払うと読み放題のサービスもあり、私も月に10冊以上聴いています。

おすすめアプリはAudible(オーディブル)audiobook.jpです。どちらも無料体験があるので興味のある方はお試しあれ!

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どんな本?

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作者&配役

作者は和田竜

  • 成田長親・・・小野賢章
  • 正木丹波守利英・・・杉田智和
  • 石田三成・・・松岡禎丞
  • 甲斐姫・・・千本木彩花
  • 朗読・・・間島淳司

忍城攻略の史実

「のぼうの城」は埼玉県行田市にその跡を残す忍城を舞台にした物語である。忍城そばに流れる忍川と沼地によって守られた天然の要塞である。

この忍城の攻防が後に石田三成が「戦下手」と言われる所以である。

1590年全国統一を為すべく豊臣秀吉は小田原征伐を開始。その中で忍城攻略を石田三成に任せる。

石田三成は「石田堤」と呼ばれる全長28キロメートルに及ぶ堤防をつくり、水攻めにするが堤防が決壊して失敗。その後、小田原城が落とされるまで忍城は落とされることはなかった。

あらすじ

時は戦国。天下統一を目前とした豊臣秀吉は小田原征伐に乗り出すと同時にまわりの支城を攻略するよう指示した。

周りを湖に囲まれた忍城もその支城のひとつである。しかし、城主成田氏長は秀吉に降伏の内通をしていた。

そんな中、氏長は小田原城へ出仕する。留守中、総大将を務めるのは成田長親である。

長親は「でくのぼう」を略した「のぼう様」と呼ばれ、家臣だけでなく領民にまでも親しまれる人物であった。

その長親は石田三成が大軍を率いて忍城攻略を進める中、降伏ではなく抗戦を選択し、忍城の籠城戦が始まった。

感想

よかった点

  • 声優陣が豪華ですばらしい
  • 話のテンポがいい
  • 史実との対比が歴史書となされている

歴史小説となるとどうしても古い言い回しや難しい名前、説明的なものが多くなるが、のぼうの城はそれを感じさせずテンポよく進んでいく。とはいえ、「成田記」に書かれているなど史実とかなり近く書かれているため完全な創作というわけでもない。

また、ドラマCDのように進んでいくので歴史をあまり知らなくても十分楽しめる。声優陣も実力派の方々なので9時間という長さにも関わらずあっという間だった。

私はこの忍城の戦いを戦国無双のイメージを持って聴いて、違和感なくその情景が思い浮かぶように聴くことができた。

個人的には石田三成役の松岡禎丞さんがよかったな・・・

そーだ
そーだ

好きな声優さん目当てで聴くのもアリ!

いまいちな点

  • 心の声が小さくて聞き取りづらい
  • 城の場所(長野口など)がわかりにくい
  • のぼう様が若くてかっこよすぎる

オーディオブックなので心の声を表現するとなるとどうしても音が小さくなる。心の声だけの音量調整が難しいのでどうしても聞きづらくなる。

また、城に関しては独特な言い回しがあり、構造も身近ではないので場所的な想像がしづらい。

最後に、のぼう様は運動音痴、背が高いだけの40すぎのブ男という設定だ。が、声が小野賢章さんなのでどうしても40過ぎのブ男想像ができなかった。(これがいいか悪いかわからないが)

のぼう様に関しては(個人的に)映画の野村萬斎さんがよすぎたのでイメージは野村萬斎さんである。(田楽踊りとかさすがだった)

まとめ

私は忍城の戦いを戦国無双から入ったので、このオーディオブック「のぼうの城」の石田三成が想像通りの演技をされていたことに一番興奮してあっという間に聴いてしまった。(さすが松岡禎丞さん)

田楽踊りや堤防の決壊理由など史実にプラスされたところが絶妙に物語を盛り上げている。

ガチガチの歴史小説ではなく、軽く読めるエンタメ系の歴史小説なので気になったら聴いてみてはいかがでしょうか。

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