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タイトルから推測して、よくある追放ものかと思って聴きはじめましたが、少し違う!?
テレビアニメも2期まで放送されており、ほぼアニメの内容までAudibleで配信されています。
「加護」の設定が他のラノベと違い面白い設定になっており、ストーリーのコアな部分になっています。
ここではそんな「真の仲間」の紹介、よかった点、いまいちな点を解説していくので気になる方は参考にしてください。
車通勤で毎日、月10冊以上聴いているなかでおすすめなものを紹介しています!
オーディオブックとは
オーディオブックとは主に書籍を朗読した「耳で聴く読書」のこと。最近話題になってますね。
個人的には以下の点が気に入って1年以上使っています。
- 通勤通学中に、家事をしながら聴ける
- 本を置くスペースが不要
- 音声のスピード調整ができる
- 有名声優の出演が多数
読み放題プランがあるものも多いですよね。
おすすめアプリはAudible(オーディブル)とaudiobook.jpです。どちらも無料体験があるので興味のある方はお試しあれ!
真の仲間ってどんな本?
著者&ナレーター
著者:ざっぽん
2017年より「小説家になろう」で投稿開始。真の仲間は177話まで投稿されているが2021年11月17日以降新しい話は投稿されていない。なお小説は12巻まで発売されている。
ナレーター:渡辺弥咲(わたなべみさき)
東京都出身、プロダクション・エース所属。「神達に拾われた男(先生1役)」「カッコウの許嫁(ひろの母役)」や映画の吹替えなどで活躍している。
配信巻・配信時間
1巻 | 6時間45分 |
2巻 | 7時間2分 |
3巻 | 6時間59分 |
アニメ2期の11話までのお話です!
あらすじ
生まれつき与えられた「加護」が大きな意味を持つ世界でギデオンは「導き手」の加護をもっていた。「勇者」の加護を持つ妹ルーティと共に魔王討伐の旅にでる。
「導き手」の加護は初期レベルが高いのみで旅が進むにつれて勇者パーティーのなかでギデオンは実力不足を感じることになる。
そしてついにパーティーメンバーである「賢者」アレスから真の仲間ではない、ただのお荷物であることを告げられひとり黙ってパーティーから去ることにした。
そしてギデオンはレッドと名前を変え、辺境の地ゾルタンでDランク冒険者として生活をし、ついには念願の薬屋を開業する。
スローライフをもとめたレッドの生活がゾルタンで始まるのであった。
主なキャラクター
- ギデオン・ラグナソン/レッド
- 「導き手」の加護を持つ「勇者」ルーティの兄。初期レベル+30の初期スキルを持つため魔王討伐の始めは勇者パーティーの一員として役に立っていたが時が進むにつれ、力不足を感じることとなる。そこをアレスに指摘され黙ってパーティーを抜ける。
その後は辺境の地ゾルタンでスローライフを求め薬屋を開業する。
- リーズリッド・オブ・ロガーヴィア
- ロガーヴィア公国の第2王女で「英雄」の称号を持つ。愛称リット。かつて公国が魔王軍に攻め込まれたときに勇者パーティーに助けられレッドとも知己となる。後継者争いを避けるためゾルタンでBランク冒険者として活躍していたところレッドと再会して押しかけ女房として冒険者を引退し、薬屋を手伝うことに。
- ルーティ・ラグナソン
- レッドの妹で「勇者」の加護をもつ人類最強の存在。加護の影響で完全耐性を得る代わりに感情が抑制されている。人には無表情に見えるがレッドだけは表情を読み取ることができルーティもレッドを心の支えとしていた。レッドがいなくなってからもレッドを探しに行きたいが加護の影響で魔王討伐を続けなければならず、ルーティ自身は加護からの解放を望んでいる。
- アレス・スロア
- 「賢者」の加護をもち、没落した公爵家の復興を悲願としている。邪魔なレッドを追放し自らがパーティーを導く役割を得るがうまくいかず、パーティーの雰囲気は最悪になり仲間も徐々にいなくなっていった。慇懃無礼でプライドが高く、自身の失敗を決して認めない。
- ティセ・ガーランド
- 「アサシン」の加護を持つ小柄な少女。ギデオンが勇者パーティーから抜けた穴埋めとして暗殺者ギルドを介してアレスが契約し、勇者パーティーに参加する。遺跡で発見した飛空艇を操作できたことからルーティがゾルタンへ向かう際操縦士として同行することとなる。その途中、ルーティの苦悩を知り、初めての友達となった。
相棒は蜘蛛の「うげうげさん」でさんまでが名前である。
うげうげさんがいい味だしてます
感想
よかった点
チェックポイント
・加護の設定が面白い
・レッド、リッドがいい子
・なんだかんだで事件に巻き込まれていく
本作品では加護は自身を高めてくれるものでもあり、自身を縛るものでもある設定になっています。
生まれもって与えられた「加護」はその役割を果たすために抑えきれない衝動が切っても切れないものとなっており、人によっては苦しめられる存在になります。
特に勇者ルーティは加護の衝動に苦しめられており、確かにこんな加護ならいらないかもな、と思ってしまいます。
他にも「加護」がストーリー上重要な役割を果たすので今までになかった設定ですね。
加護といえば一般的にチートやキャラクターが強い要因になっているもので、こういった設定は面白くあります。
また、キャラクター全般はいい人が多く、ゾルタンの生活も楽しそうで聴いていてこんな生活もいいなと思えるものです。
それでいてほどよく事件に巻き込まれるので刺激があるのでスローライフといえどもただまったりというわけではありません。
事件に巻き込まれるのもレッドや(もはや夫婦の)リットがいい人だから。
下町の仲間を助けたいと思うからこそなのですよね。
レッドが出ていった理由は腑に落ちませんが、腐ることなく第二の人生を謳歌しているので素直にレッドとリットを応援したくなります。
そして、ルーティの苦悩がありありあとわかる・・・。ルーティには幸せになってほしいものです。
いまいちな点
チェックポイント
・朗読が力不足
・中途半端なところで配信が止まっている
・主人公は全然追い出されていない
Audibleでラノベを中心に様々な本を聴いているとこの作品の朗読はどうしても力不足を感じます。
キャラクターの演じ分けもいまいちですし、何よりレッドが3巻まで聴いてもしっくりきませんでした。
女の子はまぁ、いいのですがレッドだと棒読みに聴こえるのですよね。今後に期待です。
また、Audibleではよくあるのですが配信が途中で予告なく終わっています。
3巻が配信されたのが2020年3月27日なので次はでないのでしょうか。
「小説家になろう」のサイトでも完結せず終わっているので最後まで配信、とはいかなくてもキリのいいところまでは配信してほしいものです。
せめてアニメ放映分までは配信してほしかった
内容に関してはいまいちというよりツッコミなのですが。
全然追い出されてないよね!?
明らかに性格の悪いアレスに嫌味を言われ、何も言わずに立ち去るのはないわーと思ってしまいます。
アレス以外はむしろ味方だったじゃん!?ルーティに何も言わずに出てくのは無責任でしょ!?
と今でも納得はしていません。ええ、納得できません。
ルーティ贔屓なのでこう思ってしまうのかもしれませんが。
まとめ
ストーリーは面白く、よくある追い出されてざまぁ、という作品とは少し違った内容だと思います。
これからちょうど面白くなり、キリがつくというところで配信がストップしているのでそこだけは難点ですね。
アニメ、小説を知らない状態で聴きはじめたのですが面白くて一気に聴いてしまいました。
3巻以降のキリのいいところまではWebで確認しましたがせめて4巻まで配信してほしいものです。
Audibleでは様々なジャンルのラノベもたくさん配信しているので気になる方は無料体験から始めてみてはいかがでしょうか。
それではよいブックライフを!
まずは無料体験