【PR】
2015年から「小説家になろう」のサイトで執筆開始、その後マンガ化アニメ化と大人気の作品が満を持してオーディブルで登場。
「小説家になろう」のサイトでもすべて読んでおり、アニメも見た私にとっては歓喜ですね。
配信も完結の16巻までかなり短いスパンで配信予定ででているので最後まで聴くことができそうです。
ここでは「蜘蛛ですが、なにか?」の紹介、よかった点、いまいちな点をネタバレなしで解説していくので気になる方は参考にしてください。
最新刊を聴了次第加筆修正していく予定です!
車通勤で毎日、月10冊以上聴いているなかでおすすめなものを紹介しています!
オーディオブックとは
オーディオブックとは主に書籍を朗読した「耳で聴く読書」のこと。最近話題になってますね。
個人的には以下の点が気に入って1年以上使っています。
- 通勤通学中に、家事をしながら聴ける
- 本を置くスペースが不要
- 音声のスピード調整ができる
- 有名声優の出演が多数
読み放題プランがあるものも多いですよね。
おすすめアプリはAudible(オーディブル)とaudiobook.jpです。どちらも無料体験があるので興味のある方はお試しあれ!
まずは無料体験
蜘蛛ですが、なにか?ってどんな本?
作者&ナレーター
作者:馬場翁
2015年5月より「小説家になろう」のサイトで「蜘蛛ですが、なにか?」執筆開始。2022年1月に完結している。同じ「小説家になろう」の「転スラ」に影響を受け、魔物に転生し物語を書こうと執筆を開始した。
ナレーター:南波ゆき
埼玉県出身。81プロデュース所属。代表作に「トリニティセブン(女子生徒)」、「失われた未来を求めて(雪乃)」、パチスロ「幕末メイドル騎士(坂本龍華)」などがある。他にも外国映画の吹替えも多く演じている。
あらすじ
日本の女子高生であった私はある日の授業中に爆発に巻き込まれてしまう。
そして目が覚めたその先は暗い洞窟。しかも蜘蛛の魔物として転生してしまう。転生直後の「私」はとても弱く、生きていくことが精一杯。
安寧を求めて引きこもろうとするが、周りは強い敵ばかり。生きるために強くなることを決意し、この過酷な世界最大の「エルロー大迷宮」を生き延びる。
一方、他のクラスメイトも人間やら他の種族やらに転生しており、物語は同時に進んでいく。
2024年5月17日完結!おもしろかった!!
配信巻と配信予定
1巻 | 7時間34分 |
2巻 | 7時間58分 |
3巻 | 7時間44分 |
4巻 | 7時間44分 |
5巻 | 8時間16分 |
6巻 | 8時間37分 |
7巻 | 8時間13分 |
8巻 | 8時間13分 |
9巻 | 8時間30分 |
10巻 | 8時間28分 |
11巻 | 8時間39分 |
12巻 | 8時間52分 |
13巻 | 8時間3分 |
短編集 Ex | 5時間3分 |
14巻 | 8時間40分 |
15巻 | 8時間31分 |
16巻 | 10時間5分 |
3巻でエルロー大迷宮脱出!
主なキャラクター
ネタバレを避けるために随時追加、変更していきます!
- 私
- 日本の女子高生。授業中に謎の爆発が起こりそれに巻き込まれ「エルロー大迷宮」で蜘蛛の幼体として転生する。とても弱くいが人としての知識とポジティブな思考で強くなっていく。転生前は家庭内の仲も冷え切っており、友達もいなかったため引きこもりの生活をしていた。
アラクネへの進化後、魔王と手を組むこととなり「白」とよばれるようになる。
- マザー
- 「私」を産んだ(多分)とされる大蜘蛛。圧倒的な大きさと力をもっており、エルロー大迷宮では最強一角に君臨する。産まれた子どもも食料としかみておらず、「私」は命からがらマザーから生き延びた。
- シュレイン
- 「私」の同級生の山田俊輔が転生した姿でアナレイト王国の第4王子。転生前はごく平凡な高校生だったが、転生により膨大なスキルポイントを有し、かなり高いポテンシャルを秘めている。兄であるユリウスは勇者でその兄を心から尊敬して目指し、日々精進している。
- カティア
- 「私」の同級生の大島叶多(男)が転生した姿でアナレイト王国の公爵令嬢。シュンとは親友の間柄だった。シュンに負けないポテンシャルを持っている。シュンの前では転生前の男言葉で話しているが、普段は上品な口調の完璧な公爵令嬢。
- ソフィア・ケレン
- 「私」の同級生で根岸彰子が転生した姿で吸血鬼の真祖。サリエーラ国、ケレン伯爵家令嬢として生まれたがエルフに狙われ家族、故郷を追われ吸血鬼として魔王サイドとして生きることとなる。
前世は外見と性格から「リアルホラー子、略してリホ子」と呼ばれていてコンプレックスとなっている。
- 魔王(アリエル)
- 「最古の神獣」とも呼ばれる当代の「魔王」。種族はオリジンタラテクト。つまり蜘蛛の原種。マザーを産んだのもアリエルでマザーからの救援要請により「私」を倒そうとするが不可能と感じ手を組むこととなる。
感想
よかった点
チェックポイント
・「私」がいいキャラ
・生きるか死ぬかのサバイバルがいい
・アニメよりクラスメイト視点の描写が細かい
・完結までの予定がでている
「私」の状況は結構、いや、かなり生き延びるのに困難な状況なのですが、「私」がポジティブで明るいキャラなので悲壮感はなく楽しめます。
でも、かなり命が危うい場面もあるのでハラハラします。
だが、そこがいい。
創意工夫を凝らして、だんだん強くなって、時には休憩して、とよくある展開ですがコミカルに進んでいくので楽しめます。
そのコミカルさがオーディオブックだとより増すと思われます。
また、主人公以外のクラスメイトのお話が間間に挟まれてくるのですが、細かく挟んであるのでアニメより詳しくなっています。
正直、「私」のサバイバルの方がおもしろいのですが後のストーリーに関わってくるので頭の片隅に残しておいてください。
そして何より、完結までの予定が公開されている。
これがすばらしい。Audibleのラノベは配信途中で更新されていないものも多く、楽しんで聴いていたのに・・・と思う作品も多いです。
この作品は好きな作品なので完結の16巻まで予定が公開され、しかも短いスパンで次巻がでるのでとても楽しみです。
アニメでは完結していないからAudibleでは聴きたい!
いまいちな点
チェックポイント
・天の声や鑑定が長い
・魔物の姿が想像しにくい
アニメを見たからの感想かもしれませんが、レベルアップやスキルレベルアップ時の天の声はたくさんあると情報が頭に入りにくいです。
特に強敵との戦闘後はレベルアップやスキルアップが多いため長く感じます。
鑑定も同様で壁一面を鑑定しすときはアニメだと文字で埋めてしまえばよいのですが、オーディブルだと声で表現するしかありません。
視覚情報の方がわかりやすい場面はいくつかありました。
魔物の姿もその一例かもしれません。
「エルダーフェレクト」や「エルダーランダネル」と言われてどんな魔物なんだろう?と想像・・・できませんね。
前者はゲジゲジ、後者は3匹セットの恐竜みたいな魔物なのです。
魔物は結構な種類でてきて、その都度説明はあるのですが想像しづらいですし、わかった時にはもう話が進んでいたりします。
アニメを見ている方には想像しやすいかもしれません。
まとめ
「小説家になろう」ファンなら聴いたことのあるタイトル。
その人気がわかる面白さで、完結まで配信(されるであろう)作品なので安心して聴き進めることができます。
「私」が動いて、演じてくれるオーディオブックでは読むこととは違った面白さがあり、アニメが完結していないことからもアニメファンなら聴く価値あり!な作品です。
Audibleでは無料体験もあるので気になる方はまずは無料体験から試してみてはいかがでしょうか。
それではよいブックライフを!