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霊媒探偵城塚翡翠を読んで、オーディオブックの推理小説もいいな、と思い屍人荘の殺人を手にとってみた。ゾンビがでてくるフィクション系の推理小説に興味がある人にはオススメ。
車通勤で毎日、月10冊以上聴いているなかでおすすめなものを紹介しています!
大まかなあらすじ、良かった点、いまいちな点、感想をさっくり書いていくので読もうか気になった方、参考にしてみてください。
なお、Audibleではナレーターの朗読、audiobook.jpでは千葉翔也、黒木ほの香などの声優陣によるドラマCD風となっている。
オーディオブックとは
オーディオブックとは主に書籍を朗読した「耳で聴く読書」のこと。最近話題になってますね。
個人的には以下の点が気に入って1年以上使っています。
- 通勤通学中に、家事をしながら聴ける
- 本を置くスペースが不要
- 音声のスピード調整ができる
- 有名声優の出演が多数
読み放題プランがあるものも多いですよね。
おすすめアプリはAudible(オーディブル)とaudiobook.jpです。どちらも無料体験があるので興味のある方はお試しあれ!
概要
作者
今村昌弘 1985年生まれの長崎県出身の推理作家。
この屍人荘の殺人でデビューし、第27回鮎川哲也賞など国内ミステリーランキング4冠を達成した。
この屍人荘の殺人はシリーズ化しておりこの第一作目は漫画化、映画化もしている。
あらすじ
ミステリ愛好会の葉村譲と明智恭介が曰くつきの映画研究部の合宿に参加する。
その合宿に同じ大学の探偵少女剣崎比留子とともにペンション紫湛荘を訪れた。
そこで映画研究部のメンバーとペンションのオーナーの息子とその友人出会い、事件に巻き込まれ解決していく。
感想
良かった点
チェックポイント
・ラノベ風だが推理の部分はしっかりしている
・推理以外の面でもハラハラドキドキする
・どんどん展開していくのでサクサク進む
別荘に閉じ込められた中で起こるクローズド・サークルものである。
大学生が解決していくこともあり、ところどころ甘酸っぱい感じもがする。ゾンビが侵攻してくるのでタイムリミットがあり思ったよりサクサク進むので最後まであっという間に聞き終えてしまった。
ラノベ風と言えども推理部分はしっかりしており、犯人は最後までわからなかった。
ミステリー小説初心者には特におすすめ!
いまいちな点
チェックポイント
・ホラー要素と推理要素を混ぜているのでどちらかだけを期待すると期待外れ
・とあるキャラの扱いがいまいち
・地図を把握できない
まず、ゾンビがでてくるので苦手な方は避けた方がよい。
そして、ゾンビというホラー要素を推理に混ぜているので純粋な推理小説を求めているのなら合わないかもしれない。
また、紫湛荘の地図を見ながら推理しないとやりにくいので、オーディオブックをながら聴きしている人には推理しずらい。(そもそもオーディオブックはがっつり推理したい人には向かないかも。)
とある登場人物に関してはネタバレになるので詳しく言えないが私は最後まで信じていたよ・・・、とだけ言っておこう。
まとめ
推理は本格的だが、軽い感じで読める推理小説なので推理小説初心者や軽く読んでいる人向けの1冊となっている。
オーディオブックを利用している人はながら聴きをしている人も多いと思うので気になる方は読んでみてもいいのではないか。